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感染症情報(流行性角結膜炎・咽頭結膜熱)

本校で『流行性角結膜炎』通称「はやり目」が数人出ています。出席停止の疾患です。

この疾患はウイルスの感染力がとても強く、とくに結膜炎が始まって最初の数日間は、ほかの人に伝染する可能性が最も高い時期です。

接触感染で容易に伝染し、特に人々が濃密に接触する機会の多い場所やプールの水などを介して、流行的発症がみられます。

ウイルスに感染しても最初の約5日~2週間は潜伏期間で、その後急に発症します。

症状は、急性に発症する結膜の充血、眼瞼(まぶた)の浮腫、眼脂(めやに)、流涙(涙がたくさんこぼれる)、眼痛などです。片眼性であることが多いのですが両眼性の場合もあります。

併せて、咽頭結膜熱(通称:プール熱)の罹患もあります(出席停止)。

咽頭結膜熱は、アデノウイルスの感染により、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎といった症状を来す、小児に多い病気です。
飛沫感染あるいは接触感染が主な感染経路です。


上記のような症状が見られましたら、登校前に眼科の受診をお願いします。


流行性角結膜炎、咽頭結膜熱ともに感染を防ぐには、石けんでの手洗いが有効です。
かぜなどの感染症対策に引き続き、手洗いの励行、爪を短く切るなどご家庭でも指導をお願いします。

公開日:2024年06月24日 11:00:00
更新日:2024年06月26日 09:07:50